借金生活リセット倶楽部

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借金生活リセット倶楽部のおすすめ事務所~過払い金請求編

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こんにちは、借金生活リセット倶楽部のレディックです。

今回は、過払い金請求におすすめの弁護士事務所や司法書士事務所をご紹介します。

過払い金請求には10年の時効がありますから、事務所選びは慎重にしたいところですが、あまり時間をかけるわけにもいきません。

では、選び方も含めて整理していきましょう。

 

 

1.過払い金請求とは?

 

  「過払い金」とは貸金業者に払いすぎた利息を指す用語です。本来の金利よりも多く払った分(=過払い金)については貸金業者から取り戻すことができます。

 貸金業者の貸付の際に発生する上限金利「利息制限法」という法律で定められており、借金の額に応じて15~20%となっています。また、「利息制限法」とは別の出資法という法律があり、この法律では2010年6月までは年29.2%を上限金利としていました。*1

 そのため、2010年以前に法改正があるまで多くの貸金業者は、出資法の上限金利29.2%を理由に本来の金利よりも高い金利を取っていました。利息制限法の上限金利を超える利息を取ったとしても出資法の上限金利29.2%までであれば罰せられなかったからです。

 この出資法と利息制限法の上限金利の差をグレーゾーン金利と呼び、このグレーゾーン金利で支払った分が「過払い金」です。また、貸金業者に払いすぎた過払い金を、取り返す手続きを「過払い金請求」といいます。

 

2.過払い金請求におすすめの事務所の選び方を把握しよう!

 

 (1)「債務整理」を専門にしている事務所を選ぶ!

 

   過払い金について自分に代わって貸金業者等に返還請求してくれる専門家は「弁護士」か「司法書士」になります。

 どちらを選ぶかについては後ほど説明しますが、共通するのは、法律(法務)事務所を選ぶ際には、債務整理、もっと言えば「過払い金請求」を得意としている事務所を選ぶことが大事です。

 

(2)弁護士にするか?司法書士にするか?

 

①弁護士の特徴

弁護士は過払い金請求時の相談や必要な書類の作成、貸金業者など企業との交渉だけでなく、裁判になった際の対応まで、幅広く対応できるのが最も大きな強みと言えます。この対応範囲の広さはメリットでもありますが、反面、経費(料金)の高さというデメリットに繋がってしまうこともあります。

 

 

司法書士の特徴

 

 司法書士の中で法務大臣の認定を受けた「認定司法書士」は,簡易裁判所において取り扱うことができる民事事件(訴訟の目的となる物の価額が140万円を超えない請求事件)等について,代理業務を行うことができます(簡裁訴訟代理等関係業務)*2 また、弁護士よりも費用が安いことが多いのも大きな特徴と言えます。

 

 

司法書士を選ぶ際にはここに注意!

 

 ②に書きましたが、司法書士の方が弁護士よりも費用を抑えることができますが、以下の点に注意しておく必要があります。

 

 

 

 ア)1社当たりの過払い金が140万円以下であること

 

   認定司法書士が弁護士と同様に過払い金請求の相談を受け、アドバイスを行ったり、依頼者の代理人として貸金業者などど交渉する、また簡易裁判所で訴訟代理人を務めることができるのは、1社当たりの借金や過払い金が140万円を超えない場合のみです。これを超える場合は、相談、交渉、訴訟の代理を務めることはできません。

  イ)訴訟代理人を務められるのは簡易裁判所のみ

   認定司法書士が訴訟代理人を務めることができるのは、簡易裁判所での訴訟に限定されます。つまり、第一審(簡易際場所)で決着がつかず、例えば原告(債務者)あるいは被告(貸金業者)が判決に納得しないで、控訴した場合、第二審は地方裁判所になるため、認定司法書士は訴訟代理人になることができません。*3

 

以上から確かに費用の節約は可能ですが、裁判にまで発展するような場合を想定できるようなケースでは弁護士に依頼することも含めて慎重に選びましょう。

 

(3)直接面談する事務所を選ぶ!

 

 過払い金請求は、貸金業者などの交渉相手が強敵(笑)であったり、家族に秘密にしておきたいなど、非常に扱いが難しい問題ですから、秘密厳守はもちろんのこと、些細な点まできっちりと相談できることがとても大事です。*4

 電話での対応(受付や相談など)について事務員だけが対応するのではなく、っ弁護士や司法書士も応対できる、あるいは、面談して相談できるような事務所が良いでしょう。できれば、まずは無料相談を行ってくれる事務所を選ぶようにしましょう。

(4)実績のある事務所を選ぶ!

 

 (3)の面談可能、と言う点に追加しておきたいのは、やはり経験が豊富かどうかです。言い換えれば過払い金請求について、どのような実績があるか、これを確認しましょう。

 実績とは単に「過払い金が返還された」というだけでなく、「返還金額は過払い金全体のどれくらいの金額だったか」が分かれば、より良いので、気になる事務所のHP等を検索して実績を公表しているか、確認したり、ネット上のクチコミなども参考にしましょう。*5

 

(5)費用をチェックしよう!

 

 過払い金請求を依頼する事務所を選ぶときに信頼できる事務所か?あるいは、実績はあるか?、なども大事ですが、やはり費用も欠くことのできない点です。

 費用についてはHP上に公開されている事務所が多いですので十分にチェックし、無料相談の時に丁寧に教えてくれる事務所を選ぶことが大事です。

 

3.オススメの事務所はこちら!(弁護士編)

 (1)弁護士法人 東京ロータス法律事務所

  まず、オススメなのは、東京ロータス法律事務所です。

 一般的に個人事務所は大規模な弁護士法人とは違う、親身でアットホームな対応という特徴がありますが、クチコミ等を見ると「東京ロータス法律事務所」も。誠実な姿勢が高く評価されています。

 電話・メールによる無料相談対応はもちろんですが、全国各地で定期的に無料相談会を開催しているのも高評価につながりました。また、弁護士との面談についても土日もOKであり、依頼者に対して親身に対応してくれてます。

 【基本情報】

・弁護士:河原正和氏(第二東京弁護士会

・着手金:20,000円(税別)

・報酬金:20,000円(税別)

・成功報酬: -

・過払報酬:過払い金回収額の20%、訴訟の場合 25%(税別)

・減額報酬:10%

・その他諸費用:5,000円(税別)

 

 (2)シン・イストワール法律事務所 

【債務整理】シン・イストワール法律事務所

 

 次にオススメなのはシン・イストワール法律事務所です。

「イストワール法律事務所」は多くの経験と実績で借金問題だけに特化した債務整理専門の法律事務所として以下の特徴があります。

  1. 相談無料
  2. メールフォームは24時間受付
  3. フリーダイヤル
  4. 全国対応

電話またはメールフォームから相談の予約をする事になります。

初回相談は概ね60~90分を目安に、全て無料になっています(2回目以降の再相談料:30分5,252円)。
弁護士と面談の上、説明や提案を確認します。同時に費用の見積りも行われます。
納得がいけば受任契約となり、業務に着手します。

また、イストワール法律事務所が他の事務所と違うのは、上記に加えて、個人・事業者にかかわらず、積極的に破産や個人再生を進めないことにあります。安易に破産などを提案せずに、他の方法を探っていくからです。

 

 【基本情報】

・弁護士:山下信章氏(第二東京弁護士会

・着手金: -

・基本報酬: 53,000円

・成功報酬: 返還額の20%(裁判での請求時は25%)

・減額報酬:減額の10%(残金がある場合のみ)

・その他諸費用: -

 

3.オススメの事務所はこちら!(司法書士編)

 

(1)はたの法務事務所

 

はたの法務事務所[債務整理]

  司法書士事務所でまずオススメなのは「はたの法務事務所」です。

過払い金請求だけでなく、債務整理にかかる費用としては、業界最安値となっています。

相談は当然無料ですし、フリーダイヤルで土日含む21時まで相談が可能です。

また、全国対応かつ出張費もゼロで対応してくれます。

 

 【基本情報】

司法書士:幡野博文氏(東京司法書士会)

・着手金: -

・報酬金: -

・過払報酬:回収金額の20%。(10万円以下の場合は12.8%(別途1万円の計算費用あり))

・減額報酬: 回収金額の10%

・その他諸費用: -

 

(2)アヴァンス法務事務所

  次にオススメなのがアヴァンス法務事務所です。

アヴァンス法務事務所の大きなセールスポイントとしては、女性専用の窓口がある、ということが挙げられます。

 過払い金請求の依頼者に男女の差はないとは思いますが、それでも借金というデリケートな問題ですから、安心して女性にも利用できるように配慮しているのは高く評価できますね。(女性はこちら↓)

 

 事務所の受付時間は平日は9:00~21:00ですが、土日も対応しています。(9:30~19:00) 全国無料相談ダイヤルあるいは専用フォームからのメール受付が可能です。

 

【基本情報】

司法書士:姜 正幸氏(大阪司法書士会)

・着手金 : 無料(完済している場合)

・報酬金 : -

・成功報酬:14~16%(返還金額で換算)

・過払報酬:-

・減額報酬:-

・その他諸費用: 債権者1件につき50,000円

 

(3)司法書士法人 杉山事務所

 

  最後は司法書士法人杉山事務所です。

 司法書士法人 杉山事務所は大阪を本社とし東北から九州まで7つの事務所を構え、30都府県に対応しています。

もちろん、その他の地域にも対応していますし、高齢者や身体の不自由な依頼者のために出張面談を実施しています。

 高評価を得ている最大の理由は過去に週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社というビジネス雑誌に消費者金融が恐れる司法書士」日本一に選ばれたことがある実績からでしょう。

 また、料金についても着手金無料という良心的な事務所でもあります。

 

【基本情報】

司法書士:杉山一穂氏(大阪司法書士会)

・着手金 : 無料

・報酬金 : -

・成功報酬: -

・過払報酬:過払い金回収額の20%~(税別)*要確認  

・減額報酬:-

・その他諸費用:  -

 

 

・・・というわけで「借金生活リセット倶楽部」のおすすめ事務所(過払い金請求編)でした。

ご参考になれば幸いです。

では、また。

 

*1:現在では「出資法」の上限金利は「利息制限法」と同じに設定されています

*2:法務省HP「司法書士の簡裁訴訟代理等関係業務の認定 」 より抜粋

*3:このような場合は改めて弁護士に依頼することになります

*4:これは法律問題や過去の事例に詳しいだけでなく、依頼者が話しやすい雰囲気を持っている、なども重要な要因となります

*5:確認するときは、実績だけでなく事務所の雰囲気など、また女性であれば女性専用の窓口があるか?なども確かめることをおススメします