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個人再生するとブラックリストにどのくらい載っているか?

個人再生とブラックリスト

個人再生するとブラックリストにどのくらい載っているのか?

 

こんにちは。レディックです。

個人再生は、債務整理の1種であり、ブラックリストに載ってしまうということを認識している人は少なくないでしょう。

それでは、「いつから」「どれくらいの期間」ブラックリストになっているのか、ブラックリストになるとどのような不都合が生じるのか、理解していますでしょうか?

 

本稿では、個人再生におけるブラックリストについて詳しく説明していきますので、後悔の無い個人再生に繋げていきましょう。

 

 

個人再生とは?

 

ブラックリストの説明を始める前に、 「個人再生」についておさらいしておきましょう。

「個人再生」とは、 裁判所に申し立てを行い認められると、借金を約 1/5 にまで減額できる方法です。そして、減額された額を原則3年で分割払いしていくことで睛れて借金から解放されるというわけです。

 500 万円の借金であれば、100 万円にまで減額できる可能性があり、100 万円を 3 年で分割払い(月々約 2 万 8 千円)していくことになります。減額された 400 万円分は、免除になりますので、 非常に楽になることが分かるでしょう。

また、住宅ローン特則のおかげで、住宅ローンだけは個人再生の対象から外せ、住宅を守れることもメリットの1つでしょう。 しかし このように大幅な借金減額が期待できる分、デメリットとしてブラックリストに戟ってしまいます。

 それでは、個人再生におけるブラックリストについて詳しく説明していきましょう。

 

ブラックリストとは?

 

実際には、「ブラックリスト」というリストは存在しません。

ブラックリストとは俗語で、正確には「個人信用情報機関に「金融事故」を起こした事実が登録されていること」を指すものです。

また、「金融事故」とは、「債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)の事実」や「借金の遅延」などが当てはまり、お金に関する約束事を守れなかった状態のことを指します。

 個人信用情報機関は主に以下の3つが存在し、それぞれ加盟しているカード会社(消費者金融·銀行・クレジットカード会社)は異なりますが、各機関の情報は共有されているため、1つの機関に登録されると、 全てのカード会社が確認することができます。

 

  1. CIC :  3 つの機関の中で情報凪が 1 番多く、クレジット会社や消費者金融を中心に加盟しています。
  2.  JTCC : クレジット会社や消行者金融、銀行などの多くの金融機関が加盟していますが、消費者金融の加盟率が1番高いです。 銀行でいうとメガパンクと呼ばれるような銀行は加盟しておらず、ネット銀行が中心です。
  3.  全国銀行協会(KSC)  : 名前の通りすべての銀行が加盟しています。

 

個人再生でブラックリストに載っている期問

 

個人再生をしたからといって、永遠にブラックリストに載っているわけではありません。 個人再生の場合、ブラックリストに載っている期間は約5~10年です。

この5~10年経過すると、 個人信用情報機関の金融事故情報が削除される(=ブラックリストから外れる)ことになります。

 

いつからブラックリストに載るのか?

どのタイミングでブラックリストに載るのか、という正確な情報は公開されていませんが、個人信用惜報機関が金融事故情報(個人再生をした事実)を受け取ったタイミングであると考えられます。

つまり、代理人(弁護士)が送付した受任通知をカード会社が受け取ったときが、 ブラックリストに載るタイミングでしょう。あなたが、弁護上に個人再生を依頼ると、弁膜士はカード会社に即座に受任通知を送付しますので、依頼後すぐにブラックリストに載ると考えておいたほうが良いでしょう。

 

いつまでブラックリストに載るのか?

 

ブラックリストに載る期間が、約5~10年と幅があるのも、厳密に、”何年間’'という明確な期間が公表されていないからなのですが、個人信用情報機関の 1 つである KSC は、官報情報を10年間登録しています。 官報とは、国が発行する新聞のようなもので、裁判所の出来事が掲載されます。個人再生の場合、認可決定したタイミングで官報に載ることになるため、認可決定から10年間はブラックリストに戟っていると考えておいたほうが良いでしょう。

 

・・・以上が「個人再生するとブラックリストにどのくらい載っているか?」についてのご紹介でした。