いつ、どんな時に債務整理に踏み切れば良いの?~債務整理を検討するタイミング
こんにちは。
それは言い換えれば、どんなタイミングで債務整理を検討したら良いのか?ということでもあります。
一つ一つ見ていきましょう。
- 1.借金を借金で返しだすようになったとき
- 2.月収の3分の1以上が借金返済で消えてしまうとき
- 3.借入先が3社以上になったとき
- 4.利息の支払いのみで借金の元金が減っていない
- 5.1年以上借金返済に苦しんでいるとき
- 6.「結婚」が視野に入ったとき
- 7.債務整理を検討するのは「今でしょ!」
- 8.弁護士や司法書士の選び方
1.借金を借金で返しだすようになったとき
借金を返したいけれど返せないときに陥りがちなのが、借金返済のためにさらなる借金を重ねるケースです。
いわゆる自転車操業状態です。
一見すると、お金を返そうという真面目な姿勢の表れかもしれません。
でも、この「自転車操業」、よくよく考えてみると、まさに泥沼へまっしぐら!という感じです。
仮にA社から借りているお金を返済するためにB社からお金を借りたとして、A社の借金を完済することができたとしても、あらたにB社で借りたお金を返すという義務が発生してしまいます。
そう、借金をし続けている事実という面では何ら変わらないわけです。
借金の返済を他社や他の方法でお金を借りて工面したとしても、その場しのぎの対応にしかならないのです。
この悪循環に陥っていて抜け出せない状況であれば債務整理すべき!ということです。
2.月収の3分の1以上が借金返済で消えてしまうとき
しかし、総量規制として借り入れ残高が年収の3分の1以上ある場合は、新規の借り入れができないように法律で定められているくらいです。
3.借入先が3社以上になったとき
この状態になってくると借入先は3社にとどまらず、可能な限り、さまざまなところから借りようとしてしまい、すでに借金をする癖がついてしまっているといえるでしょう。
複数の借入先ができてしまった時点で「債務整理による早期解決」を考えたほうが賢明と言えるでしょう。
4.利息の支払いのみで借金の元金が減っていない
根本的に元金が減らないような返済方法では将来的に完済できる見込みがないということになります。
このような状態になっているのであれば、早い段階で債務整理を検討したほうが良いでしょう。
5.1年以上借金返済に苦しんでいるとき
また、こちらもネガティブな要素で大きいものですが、借金が長期化することによって精神的なゆとりもなくなってきてしまう点も挙げられます。
6.「結婚」が視野に入ったとき
もちろん結婚自体と借金そのものとは直接関係ないと思うかもしれません。
しかしながら、多くの人は結婚相手が借金をしているとマイナスなイメージを抱いてしまうものです。
結婚後に2人で協力して家計を支え合ってゆくような関係であれば、なおさら大切な問題だといえます。そもそも2人で新たにスタートする夫婦生活で経済的にはマイナスでは、今後の車のローンや住宅ローンが組めるかといった問題に影響してくる可能性がありますし、早めの対策として債務整理を視野に入れたほうが良いでしょう。
晴れやかな気持ちで結婚するためにも借金問題の解決はとても大切なことです。
借金を抱えているのなら、結婚を意識し始めた段階で問題解決のための行動に移ることを考えましょう。
7.債務整理を検討するのは「今でしょ!」
上述のように債務整理を検討するタイミングはさまざまでした。
でも、借金について
「困ったな?」
「今月も支払いが来るなぁ・・・ユウウツだ」
そんな風に思ったのなら・・・「検討すタイミング」は今すぐ!です。
債務整理について分からないことや不安を感じたならば、まずは無料相談で質問してみましょう。
弁護士事務所や司法書士事務所ではネットから無料相談に申し込むことができます。
8.弁護士や司法書士の選び方
債務整理をスムーズに進めたり、あるいは過払い金請求の依頼を受けてくれ、妥当な費用で行ってもらうには、しっかりサポートしてくれる弁護士や司法書士を探す必要があります。
債務整理が希望通りに実施できるかどうかは弁護士や司法書士の力量次第と言っても過言ではないからです。
まずは何と言っても債務整理で実績のある事務所であることが、最も重要なポイントです。
弁護士や司法書士にも得意・不得意の分野がありますから、(できれば)債務整理に特化した事務所を選ぶようにすれば、問題解決に向けた期間や費用も節約できるわけです。
安心できる事務所に依頼したいのであれば(当たり前ですよね?)、知名度やクチコミ情報を参考にするのが、手っ取り早い方法です。
そして、無料相談を通じて依頼者である貴方が「丁寧にしっかりと対応してくれそうだ」「細かな疑問や心配事にしっかりと説明してくれそうだ」と感じ取れる事務所を探しましょう。
・・・というわけで今回は「債務整理を検討するタイミング」について整理しました。上述のどれかがあてはまるようであれば、債務整理を検討してみてください。
では、また。